断熱・気密シート施工

2020年02月04日
壁の気密シートの施工がほぼ終わりました。

この気密シートをするかどうかが、家全体(断熱と耐震)の性能にとって

非常に重要になってきます。(理由は後々書いていきます)

断熱・気密シート施工
2階外壁面

断熱・気密シート施工
気密シートは厚み0.2ミリを使用します。

0.1ミリでも透湿抵抗の計算上はOKになりますが
(壁の中の水蒸気がどう動くかという計算)

0.2ミリの方がかなり強度があり破れたりしないので
これを標準仕様としています。

断熱・気密シート施工
↑コンセントの気密処理

コンセントのまわりは
断熱・気密シート施工
バリアーボックスを使ってコンセントから室内の空気(水蒸気)が

壁の中に入らないようにします。

大切な事は室内の空気(水蒸気)を壁の中に入れない事が重要です。

ではなぜそれが重要なのか?

それは耐震性を高める為に外周部に面材(構造用合板)を

弊社の標準仕様では貼っているからです。

ではなぜ面材を貼っているのか?

それは、そうしないと積雪状態での地震に対して耐えられる住宅にならないからです。
(↑これについても後日詳しく書きます)

つまり、耐震性と断熱性(壁内結露防止)の両面から

この気密シートの施工は非常に重要なのです。

個人的には外部に面材(耐震性向上)を貼った場合は

どんな断熱材(発泡ウレタン・セルロース)でも気密シートは施工するべきだと考えています。
(付加断熱を行う場合は厚みによる)

ただ、飛騨地域は雪国にもかかわらず面材を施工しない住宅がほとんどです。
(感覚的には7割以上)

断熱・気密シート施工
↑外から見て筋かいが透けてみえる現場は面材が貼ってない住宅ということ。

これでは、積雪状態での地震には耐えられません。

では、袋入りの断熱材の施工はどうなのか?

次回はこの件について書いてみたいと思います。

スポンサーリンク
同じカテゴリー(大屋根の家)の記事画像
毛布、いらないんですね。
大屋根の家 お引っ越し
大屋根の家のはじまりは…
大屋根の家・洗面室
「大屋根の家」完成見学会予告
大屋根の家 玄関
同じカテゴリー(大屋根の家)の記事
 毛布、いらないんですね。 (2021-01-16 15:45)
 大屋根の家 お引っ越し (2020-06-02 15:05)
 大屋根の家のはじまりは… (2020-05-22 22:12)
 大屋根の家・洗面室 (2020-05-21 10:32)
 「大屋根の家」完成見学会予告 (2020-05-20 12:40)
 大屋根の家 玄関 (2020-05-19 08:34)
Posted by アースイマジン設計室  at 23:53 │Comments(0)大屋根の家
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
断熱・気密シート施工
    コメント(0)